
Agriculture
農業

Agriculture
農業
農業でオゾン水を利用するメリット
- オゾン水を灌水として散水することで病害発生予防が期待でき、農薬使用量の削減に貢献できます。
- オゾン水は分解して酸素に戻るため、収穫農作物に残留しません。
- 養液循環型の水耕栽培においては、養液をオゾン水により殺菌することで、養液を媒体とした病害防除と共に、養液中の酸素濃度が増加、発根促進、成長促進などの副次的効果も期待できます。
- 植物工場においては、手指洗浄、器具洗浄、さらには栽培トレーの洗浄・殺菌にも利用でき、植物工場が目指す無農薬、無菌栽培に貢献できます。
- オゾンガスの噴霧は、強酸性電解水でみられる褐変のような植物への可視害(生理障害)変を生じることがありますが、オゾン水の散水では可視害の発生は認められません。
さまざまな用途
植物の病害防除および生育促進の観点から、農業分野においてオゾン水の利用が始まり、さらに養液(水耕)栽培、植物工場への利用へと用途が拡大しています。
特に、無菌状態で植物を栽培する植物工場においては、強力な酸化力、殺菌力を有し、かつ残留しないオゾン水による手指洗浄、器具洗浄さらには、栽培トレイの洗浄殺菌への利用が期待されています。

病害防除の実施例
- 電解オゾン水装置で生成した濃度10mg/L のオゾン水をキュウリへ噴霧し、病害防除効果を調査した結果です。
- キュウリうどんこ病などべと病以外の病害防除効果は、オゾン水散布粒径が1mmφ程度で、高い効果が得らています。
- オゾン水をノズルにより噴霧した場合、微細粒径が得られるノズルを使用した場合は、濃度減衰が大きいだけでなく、噴霧により気化したオゾンガスの影響で植物の葉の表面に褐変などの可視害を発生するなどの悪影響を引き起こすことがあります。

(出典:H15 年度 農水高度化研究報告資料より抜粋)
養液栽培での実施例(栽培ベッドへのオゾン水配給)
ウレタン培地のNTF 式養液栽培装置にオゾン水を供給し、約3ヶ月経過後の比較では、オゾン水の殺菌効果により藻の発生が抑制されました。(定植カバーを外した状態)
<オゾン水供給条件>
オゾン水濃度:3mg/L、散布回数:3 回/ 日×20分/ 回

(出典:H19 年濃度水高度化研究報告より抜粋)
園芸分野での実施例
オゾン水でキュウリのうどん粉病が防止できると研究発表されていますし、この例のように沈丁花のウイルス病も治癒します。
また、昆虫がオゾンを忌避する効果も見られるため、殺虫剤を減らせる期待もあります。

植物工場での設置例
無農薬栽培、衛生管理された無菌環境での人工光による生育が可能な植物工場でも、オゾン水装置が手指洗浄、器具洗浄による衛生環境維持に使用されています。
